井戸│水まわりの専門店　長島鑿泉工業所

2020年09月17日18:00

井戸ポンプを付けてもらいたい

今回の依頼は、昔使っていた井戸を再利用して庭木の散水や洗車用途兼防災用として井戸ポンプを設置したいとのことでした。

以前に井戸調査をさせてもらったお客様で、今回の特別定額給付金を足しにして工事を進めてもらいたいとの申し出がありました。

3年前の調査時にエンジンポンプで汲み上げを行ったところ、毎分500リットル以上の揚水を確認していますので、眠らせたままにしておくのは勿体無いです。

いままで費用対効果で迷われていたようですが、さすがの今年の酷暑で背中を押されたようです。

夏の暑さもここまできますと殺人的で、地下水の冷たさがより一層有難く感じます。

地下水は一年を通して１６℃前後で、外気が下がる冬は逆に暖かく感じますから、正に自然の恵みです。

この地域では、あまり馴染みはないですが、東北地方では融雪させるためには無くてはならない存在ですね。

ここのお宅の井戸は駐車場にあり、車でぶつけてしまうと少々厄介なことになってしまいますので、この機会に埋設することにさせていただきました。

地表面より下げるように井戸ケーシングの周りを掘削しました。

水中ポンプの釜場を作り、長靴に雨合羽着用で挑みます。

自噴する地下水を一時止水させて、その間に配管作業を行いました。

配管が終わったところで止水を解き、もう一度濡れる覚悟を決めます...。

この量だけでも毎分200リットルくらい湧出しているのではないかと思います。

庭木への散水用の配管と、屋上ベランダの清掃用の水栓を新たに設けました。

ポンプを稼働させていない状態でも自噴の作用で散水栓から水が出ます。

停電時には助かります。

ただ、これは雨の多い雨季時に限ったことで、冬になると地下水位が下がるので多分出なくなると考えられます。

人力の井戸掘りをするなら冬場にやったほうが良いと先人達が言っていたのは、地下水位が下がる冬場に掘れば作業がしやすく、深く掘れるからという理屈ですね。

逆の意味で捉えると、夏場に掘った井戸だと冬場は枯れてしまうかもしれないということです。

水道工事専門業者がポンプ取付工事をすると、井戸の位置を埋めてしまって後で何処だったか分からなくしてしまいますが、井戸工事業者が施工すると観点が違うのでこうしておきます。

ただし数十年後、井戸の深さは何メートルなのかな〜？なんて、気軽には開けてはならない言わばパンドラの箱です。。。

井戸深度　G.L.-27.7m
井戸ケーシング　VPΦ65
静水位　自噴
水温　16.0℃
鉄分検査　反応無し

Ｓ様
この度もご依頼ありがとうございました。
来年の夏には冷たくて気持ちいい天然水で思う存分水遊びを楽しんでください。

井戸

磐田市

配管

2020年05月18日22:36

井戸水が出ない

カテゴリー │井戸

今回の依頼は井戸の水が出なくなってしまったので一度診てほしいとご相談いただきました。

もし井戸が壊れたのであれば掘り直しも検討しているとのことでした。

井戸は吹かし工法のビニルケーシングで口径４０、深度７．５ｍで静水位が地表面からー１．７ｍの位置にありました。

真空度をチェックすると井戸に穴あきの問題はみられませんでした。

井戸とサクションホースの接続部分でのパッキン設置面が整えられていなかったのが要因と考え、調整を施したところ揚水を開始してくれました。

Ｋ様
紹介者　（有）Ｎ代表様
この度はご依頼ありがとうございました。

井戸

2020年05月14日01:29

自家水道設備の更新〜その6〜

カテゴリー │井戸│配管

今回も前回の継続で、受注生産品の水中ポンプが漸く納入されてきましたので入れ替え作業を実施してまいりました。

2020/04/09

自家水道設備の更新〜その5〜

下準備を念入りに行ったことでトラブルも無く、スムーズに作業を遂行できました。

この機会に新たな受水タンクを増設する計画を立てたということですので、設置が完了されてから配管切り替え作業にお伺いする予定です。

(株) M 農場長Ｏ様
引き続き宜しくお願いします。

井戸

配管

2020年04月08日21:20

自家水道設備の更新〜その4〜

カテゴリー │井戸│配管

今回も前回の続きです。

2020/04/04

自家水道設備の更新〜その3〜

水漏れしている古い配管から、新たに引き直した配管へ切り替えしてまいりました。

水中ポンプの出口の向きを変更して新しい管と接続しました。

不要になった既設管を撤去して蓋をしました。

一部始終の作業を監督していただいていた依頼主様から、「経験豊富そうで手際が良く、安心して任せていられた」と仰っていただき最高の誉め言葉に職人冥利に尽きます。

残すは水中ポンプの交換になりますが、受注生産のため納期が一ヶ月掛かります。

納入次第、施工日調整をしたいと思います。

(株) Ｍ　Ｏ農場長様
引き続き宜しくお願い致します。

井戸

配管

2020年04月04日18:00

自家水道設備の更新〜その3〜

カテゴリー │井戸│配管

今回も前回の続きです。

2020/04/02

自家水道設備の更新〜その2〜

配管作業が終わりました。

受水槽も古く、いつまで持ち堪えるか解らないため、二期工事で受水槽を更新するための配管系統を作りました。

配管の切り替え作業がスムーズに行えるように、更に下準備を進めていきます。

(株) ＭＯ農場長様
引き続き宜しくお願いします。

井戸

配管

2020年04月02日08:00

自家水道設備の更新〜その2〜

カテゴリー │井戸│配管

前回の続きで配管工事に入りました。

2020/03/30

自家水道設備の更新

水中ポンプが100Aなので、同径の口径100の塩ビ管にて布設していきます。

後日、受水槽周りの接続をしていきます。

(株)ＭＯ農場長様
引き続き宜しくお願いします。

井戸

配管

2020年03月30日18:00

自家水道設備の更新

カテゴリー │水漏れ│井戸│配管

今回の依頼は、井戸配管の水漏れです。

当店で平成7年12月に井戸ケーシングの延長と水中ポンプの入れ替えを施工させていただいております。

埋め立てをするために井戸ケーシングパイプを5mほど延長したのですが、その時の埋め立て方があまり宜しく無く、再三にわたり水漏れを引き起こしています。

この度、25年近くになる水中ポンプの入れ替えと、受水槽までの送水配管の引き直しをお任せ下さいました。

受水槽へ入水させる既設の配管はいつ水漏れしてもおかしくないような状態です。

露出配管でこれだけ痛んでいるのですから、埋設部分の配管では既に彼方此方で水漏れしていると考えられます。

別の口が遊んでいたので、今回はこちらに新しい管を接続していこうと思います。

錆び付いていたフランジナットを気を付けながら加熱して、何とか受水槽本体を痛めることなく外す事に成功しました。

一本だけねじ切れてしまいましたが、圧力が掛かる部分では無いので大目に見て頂くこととします。

断水時間の制約が半日ということなので、段取り良く切り替え作業を行えるように下準備を整えて参ります。

(株) ＭＯ農場長様
この度はご依頼ありがとうございます。
引き続き宜しくお願いします。

水漏れ

井戸

配管

2020年03月02日08:00

井戸配管の更新

カテゴリー │井戸│配管

今回のご依頼は、共同で使用している井戸の配管が腐食してしまっているので更新したいとのご要望でした。

除菌器の次亜塩素酸ナトリウムが注入口から漏れてしまっている状態でした。

腐食の起きない塩ビ製の材料で引き直して修理完了です。

Ｉ水道組合様
(有) Ａ代表様
この度もありがとうございました。

井戸

配管

2020年03月01日08:00

半世紀ぶりのお客様

カテゴリー │井戸│磐田市

今回は、工作機械の冷却に使用している井戸ポンプが故障したとの緊急依頼でした。

会社を立ち上げたときに当店で井戸を掘ってもらったとお話しを伺いました。

当時のポンプ設備は既に故障してしまい、他業者にて別のポンプに更新されていましたが、それも故障してしまったようです。

使用期間と緊急性から新品ポンプに交換させていただきました。

問題無く交換が完了して、作動も良好です。

後日、当店の資料を調べてみたところ、昭和４８年１２月頃に先代にて施工させてもらったようでした。

４７年の時を経て、ご依頼くださったことに感謝いたします。

原因究明や技術向上も兼ねて故障引き上げポンプの分解を行いました。

これがインペラーと呼ばれる水を汲み上げる羽根車の部品になりますが、長期使用して故障したポンプでもこの部分での損傷は殆ど見受けられません。

軸受けの封水をするメカニカルシールになります。

この部品が劣化しても井戸水を汲み上げなくなります。

分解修理する際には、この部品の交換は必須です。

今回ポンプが回らなくなってしまった原因は、シャフトのベアリングが焼き付いてしまったことにありました。

ベアリングを新品に交換して組み戻し、緊急対応用の仮設ポンプとして当店にてストックしておきますので、長期休暇などの故障時には頼っていただければ幸いです。

Ｒ水道組合様
(有) Ｎ代表様
この度はありがとうございました。

井戸

磐田市

2019年09月22日18:00

ジェットポンプの交換

カテゴリー │井戸│浜松市

今回のご依頼は、寿命でポンプのモーターが焼き付いてしまったようです。

古い機種のため、新しポンプに交換です。

ポンプと合わせて、井戸内に設置されている深井戸ジェットも交換する準備もしてしてきたのですが...。

ポンプ小屋の屋根を捲り、揚水管と圧力管を引き上げ始めたのですが、もう一台隣のポンプの揚水管と圧力管に絡んでしまって引き上げることができませんでした。

パイプ同士をバンドで結束してないため、隣のポンプの揚水管と圧力管の間にジェットがくぐって引っ掛かってしまっているのではないかと思われます。

依頼主に状況を説明して、既存のジェットをそのまま流用することにしました。

新しく設置したポンプの試運転をしてみると、揚水量がカタログ値より若干少ないようです。

その原因がジェットによるものなのかは特定できていませんが、ジェットを交換するには隣のポンプの揚水管と圧力管も同時に引き上げる必要が出てきましたので、再見積もりさせていただくことになりました。

事前のメーカー問い合わせでは、ジェットの流用は問題無いとの回答でしたので、交換するか否かは依頼主様の判断に委ねることにします。

Ｋ　代表様
この度はご依頼ありがとうございました。

井戸

浜松市