床下を浸水させた犯人は・・・

カテゴリー │水漏れ

『 壁掛け給湯器がある下の犬走りコンクリートが濡れてくるので見て欲しい』



今回は、そのような内容のご相談を受けて訪問させていただきました。

調査を進めていくと床下に水深10cm以上の水が溜まってしまっていました。

床下を浸水させた犯人は・・・

台所の床下収納庫から潜らせていただき床下を総点検。

床下を浸水させた犯人は・・・


一部、人通口が狭くなっていて潜っていけない部分があって湿式吸引機で汲み取れる範囲だけになってしまいましたが、一週間も経過すれば乾燥してくれると思います。

調査当初は、水道メーターが回っていましたので内部配管の漏水を疑っていましたが、その後の調べでトイレのタンク部品の不良と解り、部品交換にてメーターパイロットの停止を確認。

更に調査を進めていった過程で、浴室の洗い場の排水金具とタイルの目地が切れ、そこから水が浸入し、給湯管の貫通穴を抜けて洗面所床下へ流れてきたのではないかと判断を下しました。

その根拠に、浴室の洗い場下の埋め土が配管貫通穴を通って流れ出てきてしまっています。

床下を浸水させた犯人は・・・

あくまで応急的な処置ですが、排水金具とタイルの隙間をシーリング材にて充填しましたので、これで水が溜まらなくなるようでしたら浴室の排水漏れが確定となります。

開口した洗面床を見る限り、長期に渡る湿気が原因の腐食があるのと、土砂が排出された分だけ洗い場のタイル下は空洞になっていると予想されます。

調査結果からも、近々洗面所、浴室の何らかの補修が必ず必要であるため、お客様には水密性が優れたユニットバスへのお取替をお勧めして、一旦工事完了とさせていただきました。



70年を超える豊富な実績と経験を生かし、トラブルを早急に解決する確かな判断力と技術力を持ち合わせております。
水まわりの不良は放置せず、先ずは弊社までご相談ください。



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