井戸ポンプを付けてもらいたい

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今回の依頼は、昔使っていた井戸を再利用して庭木の散水や洗車用途兼防災用として井戸ポンプを設置したいとのことでした。

以前に井戸調査をさせてもらったお客様で、今回の特別定額給付金を足しにして工事を進めてもらいたいとの申し出がありました。



3年前の調査時にエンジンポンプで汲み上げを行ったところ、毎分500リットル以上の揚水を確認していますので、眠らせたままにしておくのは勿体無いです。

いままで費用対効果で迷われていたようですが、さすがの今年の酷暑で背中を押されたようです。

夏の暑さもここまできますと殺人的で、地下水の冷たさがより一層有難く感じます。

地下水は一年を通して16℃前後で、外気が下がる冬は逆に暖かく感じますから、正に自然の恵みです。

この地域では、あまり馴染みはないですが、東北地方では融雪させるためには無くてはならない存在ですね。



ここのお宅の井戸は駐車場にあり、車でぶつけてしまうと少々厄介なことになってしまいますので、この機会に埋設することにさせていただきました。

井戸ポンプを付けてもらいたい



井戸ポンプを付けてもらいたい


地表面より下げるように井戸ケーシングの周りを掘削しました。

水中ポンプの釜場を作り、長靴に雨合羽着用で挑みます。



井戸ポンプを付けてもらいたい


自噴する地下水を一時止水させて、その間に配管作業を行いました。

井戸ポンプを付けてもらいたい


配管が終わったところで止水を解き、もう一度濡れる覚悟を決めます...。

井戸ポンプを付けてもらいたい


この量だけでも毎分200リットルくらい湧出しているのではないかと思います。

井戸ポンプを付けてもらいたい



井戸ポンプを付けてもらいたい


庭木への散水用の配管と、屋上ベランダの清掃用の水栓を新たに設けました。

井戸ポンプを付けてもらいたい



井戸ポンプを付けてもらいたい


ポンプを稼働させていない状態でも自噴の作用で散水栓から水が出ます。

停電時には助かります。

ただ、これは雨の多い雨季時に限ったことで、冬になると地下水位が下がるので多分出なくなると考えられます。

人力の井戸掘りをするなら冬場にやったほうが良いと先人達が言っていたのは、地下水位が下がる冬場に掘れば作業がしやすく、深く掘れるからという理屈ですね。

逆の意味で捉えると、夏場に掘った井戸だと冬場は枯れてしまうかもしれないということです。

井戸ポンプを付けてもらいたい


水道工事専門業者がポンプ取付工事をすると、井戸の位置を埋めてしまって後で何処だったか分からなくしてしまいますが、井戸工事業者が施工すると観点が違うのでこうしておきます。

井戸ポンプを付けてもらいたい


ただし数十年後、井戸の深さは何メートルなのかな〜?なんて、気軽には開けてはならない言わばパンドラの箱です。。。

井戸深度 G.L.-27.7m
井戸ケーシング VPΦ65
静水位 自噴
水温 16.0℃
鉄分検査 反応無し

S様
この度もご依頼ありがとうございました。
来年の夏には冷たくて気持ちいい天然水で思う存分水遊びを楽しんでください。

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