部分補修と引き直しの決断どころの難しさ

カテゴリー │配管水漏れ

またもや今回も水漏れの修理でした。

ここのお客様宅は過去6回、水漏れ修理にお邪魔させていただいております。

その都度、漏水箇所を見つけては部分補修を繰り返してきました。

20年前に給湯管は、屋内床下で水漏れしたため、鋼管から銅管に引き直しをしています。

継手を介さず、ビニル管をトーチで焙って曲げてあるため管埋設位置の特定ができず、毎回大苦労して探し出して直していました。

今回も、過去の修理データを参照しながら、彼方此方と掘りまくり、やっとの思いで水漏れ箇所を探し出しました。

部分補修と引き直しの決断どころの難しさ


部分補修と引き直しの決断どころの難しさ


部分補修と引き直しの決断どころの難しさ


ソケットと呼ばれるパイプを延長する用途の継手が亀裂して、そこから水漏れしている状態でした。

L型 や T型 になった継手であれば、蛇口の位置から使われている箇所が大概予想できるのですが、ソケットであると何処で使われていようとも不思議は無く、この継手が破損していると探し出すまでに毎回かなりの時間がかかっています。

そこに輪をかけて、ここの配管はビニル管を曲げられているのでより一層苦労しました。

毎回こんなに苦労するなら最初の時に全部引き直してしまえば良かったと思ってしまいましたが、予算的なこともありますし、あくまで結果論です。

今回の修理で、新築時に使われていた継手の大部分が破損したことになりますので、材料の質が悪かった可能性も考えられます。

今まで補修した部分も含め、区間的に全て撤去して新しい管に引き直しをしました。

部分補修と引き直しの決断どころの難しさ




水漏れ、詰まり、水周りのことでしたら、何なりとお申し付けください。
地域に密着してきた70年の信頼と、この道30年の経験豊富な技術者がお伺いしますので安心してお任せ下さい。





同じカテゴリー(配管)の記事
下水配管の手直し
下水配管の手直し(2020-06-27 18:14)