水まわりの専門店　長島鑿泉工業所

今回は頻繁に詰まるトイレの修理をしてきました。


便器を外してみたところ、その場凌ぎの施工がされていました。

フランジを加工して排水の芯をずらしてありました。






床のタイルも削ってコーキングで防水したようです。






適性材料を使用して是正しました。




便器の跡から見て取れるように、かなり芯ズレさせて取り付けてあったことがわかります。






なんでこのような、その場凌ぎの対応をしたのかは、水道工事関係者なら理解できるはずです。

施工性の悪い商品である事も原因のひとつだと考えます。

給排水の接続位置が5mmズレたら取り付かないような商品を設計する側にも、施工不良を誘発させている責任が多いにあると思います。

少子化問題で技術者が足りなくなる傾向なのですから、60歳でも70歳でも現役で働けるような物作りを考えていってもらいたいものです。

フラッシュ弁も新しいものと交換し、給排水の芯ズレを修正しました。

何十年とトイレ詰まりで悩まされていたものが今回の修理で解決したのではないかと思います。

設備の誤魔化しは、その時良くても必ず後で不具合となって表れてきますので、責任を持った施工を心掛けて頂きたいと思います。


Ｍ 代表様
この度もご利用ありがとうございました。

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